一般的に、正社員の薬剤師になると、無制限の責任が課せられ、病院や薬局の命令に従うことになります。それは、パートやアルバイトの場合も同じで、原則、勤務先となる職場の都合が優先されるわけです。一方、契約社員の場合は、雇用期間が契約で決められ、自分の希望する勤務形態を選ぶことができます。
それ故、試しに半年だけ働いてみることも可能で、職場環境が良いと分かれば、契約を延長することも出来るわけです。求人情報では、契約社員と似た雇用形態に、派遣薬剤師がありますが、両者には明確な相違があります。
一番の違いは、勤務先との雇用関係で、契約が直接雇用であるのに対し、派遣では派遣会社を介した間接雇用になります。それぞれの雇用形態にはメリット・デメリットがありますが、通常、直接雇用のほうが、就業マインド的に自由度が高いと言えます。
間接雇用では、派遣会社に対して責任を負うため、仕事に対する評価が厳しくなる傾向にあり、就業マインドが制約されると言えます。
薬剤師の求人というと以前は正社員がほとんどでしたが、最近は医療関係の人材不足で契約社員やアルバイトの募集も多くなりました。給料や福利厚生の待遇は正社員よりは悪くなりますが、それでも他の職業と比較すると非常に恵まれていますので、求人情報サイトで希望の条件に合った薬剤師の求人を見つけて応募してください。
もちろん求人数自体が多くなっていますが、薬剤師の仕事に就きたいライバルたちの数も多いため採用を勝ち取るのは簡単ではありません。履歴書の書き方や面接の練習など事前準備を行って優秀な人材だということをアピールするのはもちろん、万が一不採用になった時のことも考えて、複数の候補を見つけておくことも必要です。
年齢を重ねると採用を勝ち取るのも難しいので、できるだけ早いうちに行動を起こして希望の職場で働けるように努力してください。
[参考情報]
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